「パプペポ」着せ替え人形の手作り服の作り方
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肩ひもを Dリング で留める タンクトップ 

お人形に頭から服を着せるのはNGです。なのでタンクトップなどでも、背あきを作って着せなければいけません。背あきを作るとなると、重なり部分とぬいしろ分を付けて、面倒な「かどっこ」が4つも増えて、スナップボタンを付けて、となります。背あきを作らなくていいように、肩ひもにつなぎ目を作って開き、足からはかせるようにします。

後ろ身ごろの肩ひもにD字型のリングを2つずつ付けています。前身ごろの肩ひもは金具に留めてから前に長く垂らしています。

背中、スッキリ。

モデルは、オビツボディ 27(ノーマル胸タイプ)です。

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-- 着せ方 --

肩ひもを開いて腹巻き状にして、足から、はかせます。

太ももから腰の辺りに白い紙を巻いて、すべりやすくして通過させます。

Dリング2つに下から上へ、肩ひもを通します。

次に、下側のDリングにだけ上から下へ、肩ひもを通します。

長さを調節してから、下に引き締めます。

2

(→)肩ひもを短く引き上げた場合と、だらりと長くした場合です。(^_^;)

3

-- 作り方 --

型紙です。肩ひも部分は四つ折りにします。

前身ごろのわきにダーツをいれます。

肩ひもはもっと短くしてもよいです。あるいは縫ってから短く切り、先端部分を接着剤で塗り固めておくという手もあります。

4

古いTシャツのリメイクです。伸びる素材でないといけません。

トレーシングペーパーに型紙の線を写します。

生地の表側をトレーシングペーパーに当てて、待ち針で張り付けます。

5

糸はニット用の少し伸びる糸を使います。ダーツ先端以外はすべて縫いはじめ、縫い終わりとも返し縫いします。

えりぐりのぬいしろを5mm折って(肩ひも部分は4mm折って)、待ち針で留めます。中央付近だけ先に縫います。ピンクの待ち針の先から、ブルーの待ち針の先まで端から1mmで縫います。この方法はあまり良くありませんでした。肩ひも部分を四つ折りにしておいて一気に縫った方がよかったです。


左そでぐり。

右そでぐり。

6

すそを2回折って、端から4mmを縫います。

ダーツを縫います。ピンクの待ち針の先端が指す、布の折り目に少し針がかかるようにして縫いはじめます(返し縫いしません)。ブルーの待ち針の方へ端まで縫います(返し縫いします)。

縫いはじめの上糸と下糸を結びます。ダーツの縫いしろは下の方に倒します。

7

後ろ身ごろの、えりぐりのぬいしろを5mm折って待ち針で留めます(黄色待ち針)。肩ひも部分は両側を4mmずつ折ってから半分に折ります。(布の端を中に包むように四つ折りにします。)1mmで縫います。

右そでぐりの縫いしろを5mm折ります。肩ひもの先まで1mmで縫います。

左そでぐりの縫いしろを5mm折ります。肩ひもの先から1mmで縫います。

8

すそを2回折って、端から4mmを縫います。

前身ごろと後ろ身ごろの脇を中表に合わせ、5mmで縫います。

両脇とも縫って、筒状にします。

縫いしろを割ってよく押さえてから、表に返します。

9

直径0.9mmの針金で、Dリングを作ります。

先端を2mm折り曲げます。

ラジオペンチの丸みを利用して丸く曲げます。

曲げたり、真っ直ぐにしたりで形を作ります。内側の幅を肩ひもの幅(5mm)に合わせます。長さ方向は肩ひもを通しやすいように少し大きくします。

4つ作ります。

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後ろ身ごろの肩ひもにDリングを2つずつ通します。

肩ひもの長さはまだ決められないので、両面テープで仮に貼りあわせておきます。

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ここで試着してもらいます。

後ろ身ごろの肩ひもをこれ以上長くすると前身ごろの肩ひもの根元にかかってしまう。

これ以上短くすると、肩ひもを伸ばしたときに金具が肩の上に来て、肩凝りしそうな気がする。

で、ちょうどよい長さでした。両面テープはしっかりと着いているようなので、このまま完成とします。

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