「パプペポ」着せ替え人形の手作り服の作り方 |
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普通の布と紙とかるい紙ねんど製の布ブーツの作り方です。
履き口と前中心はミシンで縫います。かかとを通過させるため、足首はぶかぶかです。
靴のつま先と底部分を作る時、木型を使います。木型といっても実際は紙粘土製です。
中敷き、靴底は厚紙製です。接着剤を使います。かかとのブロックは軽い紙粘土で作ります。
左側のモデルは、ノーマルボディのジェニー(身長 27cm)です。右側のモデルは、リカちゃん(身長 22.5cm)です。サイズは兼用できます。
木型は紙粘土を乾燥させたものを削って作ることにします。普通の紙ねんどを良く練ってから、ブーツの形からかかとの部分を取り除いた形を作ります。
型紙は作る大きさよりも2割以上大きい形です。ねんどの固まりはこれよりもさらに大きく作ります。底やはきぐちの縁の部分が不足しないように角を立てておきます。よく乾燥させます。
右は乾燥後ですが少し曲がっています。
かかとの部分は軽い紙粘土で作ります。乾燥に時間がかかるので、あらかじめたくさん作っておきます。
収縮するので、長さ比1.2倍で作ります。また、ゆがんでくるので削って仕上げます。その分大き目に作っておきます。
ジェニーノーマルボディ(身長 27cm )の脚を参考のため…。かかとがあがっています。
道具は、金工用やすり、目詰まりを取り除くブラシ、舞い散る粉を吸う掃除機。
まずは出っ張った部分を削り、側面やすね部分が真っ直ぐになるまで削ります。上端と底面を水平に削ります。断面が楕円になるように削ります。
作ろうとする木型の形、細さになるまでがりがり削ります。断面がきれいな楕円になるように削ります。足首を細くしすぎてはいけません。
かかと部分があがった形に削ります。左右兼用で作ってるので、足の先は左右対称に丸めます。
どんな色でもいいので何か塗装をします。これはシルバーメタリックのアクリルラッカースプレーを吹いています。
シーチング生地を織り目に正しく合わせて切り出します。
足型を包み、待ち針で留めます。
足首の部分は余裕を持たせ、このまま脱いだり履いたりできるようにします。
筆記用具の代わりにラベルシールを細かく切ったもので印を付けます。
開きます。
型紙用の紙に印を写します。このときラベルシールを使っていると、はっきりとして写しやすいです。
型紙の線を決めます。左右対称になるように調節します。
今回作る型紙です。履き口の前にV字型に切れ込んだスリットをつけます。
半分の形のものは縫う時に使う作業用の型紙です。この型紙は普通と違って、縫いしろを含んでいません。
靴底の形は、小さい方が中敷きの型紙で、一回り大きい方が靴底の型紙です。
履き口を 5mm 折って押さえます。スリット部分を 5mm 折って押さえます。
スリット、履き口、スリットの端から 1mm にミシンでステッチをかけます。縫いはじめ/縫いおわりは返し縫いをせず、後で結べるだけの糸を付けておきます。
スリット部分のミシン目を一つずつゆるめ、折り目を伸ばします。
なかおもてに、二つ折りにします。
作業用の型紙を重ねます。わの部分と、型紙のまっすぐな辺が合うように待ち針で留めます。
型紙のふちぎりぎりを縫います。縫いはじめ(つま先側)は返し縫いをしなくてもよいです。糸を少し付けておきます。縫い終わり(スリット開き止まり)は返し縫いをします。
縫いしろを割ります。足首と甲のところには切り込みを入れます
スリット部分のミシン糸を引っ張ってミシン目を元に戻します。
外側に出ている糸を「対岸」の内側に引き込みます。ミシン糸を結んで短く切ります。
中敷きを、厚紙で作ります。底の形に折り曲げておきます。
木型に履かせます。布部分を引っ張って甲の形を出すようにします。かかと側は引っ張りすぎてはいけません。
中敷きに木工用速乾接着剤を多めに塗って、木型の足の裏に乗せます。
布部分を引っ張って甲の形を出すようにしながら貼ります。
2回くらいに分けて貼ります。
ある程度乾いたら布の余った部分を切り落とします。カッターナイフで削いでなるべく平らにします。
もう片足を作るときは、かかとの高さが同じになるように気を付けます。
靴底はティッシュの箱3枚を重ねて作ることにします。
かかと側の線にものさしを当てて折り曲げます。もう一方の線は丸いものを当てて、折り目を付けないように曲げます。貼り合わせます。
かかとのブロックをカッターナイフで切り出します。やすりで削ります。
靴底を切り出します。
かかとを貼ります。やすりで削ります。
穴を開け爪楊枝を刺して固定します。アクリル絵の具で色を塗ります。
つまようじを取り除き、くっつけて完成。
ひざ上まであるブーツ。はき口に白いフリンジをつけます。
(→)粗裁ち用の型紙と作業用の型紙です。
フリンジは白のシーチングをバイアスに9.5cmx2cmとります。
両端を三角形に切り込み、Σ形にします。短くなった縦糸、横糸を全て抜きます。有効長さは7.5cmになります。(もう少し長くてもよかった。)
ブーツの裏にフリンジ用の布をおき、その中央を縫います。
フリンジを表に返し、ブーツの縫いしろ(赤、1cm)を3mmくらいに切ります。押さえ縫いします。
バイアス布をほぐし、フリンジにします。切り揃えます。
後は同じように作ります。
ほしい色の布地が手に入らないとき、絵の具で塗ってみたらどうかと試してみました。
乾くとごわごわになって、はかせにくくなりました。まあ、ブーツはそんなもんでしょう。(^-^)
白のシーチングにアクリル絵の具を塗りました。ほとんど白に、青と黒を少し入れた色です。布目が埋まって、すこしだけ皮革っぽくなったかな。
足が大きいナチュラルボディのジェニーでもはけるように、足の部分が大きくなっています。木型も大きいものを使います。
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