速乾接着剤ふちどりビキニ

ある意味、このサイトで一番過激な作り方かもしれません。接着剤で貼るだけです。型紙も使いません。

モデルは、ジェニー ノーマルボディ （身長 27cm ）です。

布の縁取りと、ひもに、リリヤン（糸を編んで作られたスルスルのひも）を使います。木工用速乾接着剤で貼って作ります。

モデルは、オビツボディ 27（ノーマル胸タイプ）です。

ジェニーノーマルボディ用を作ります。以前に作ったブラを参考にして、三角形の三辺の大きさを決めます。下辺は 21mm 、襟側の辺は 19mm 、袖側の辺は 17mm にします。

リリヤンの長さを決めます。リリヤンは引っ張ると一割ぐらい伸びるのでその分短くします。 19mm 、 17mm 、 15mm にします。肩ひも／背中のひもを合わせて、 438mm になります。襟側の辺は別のリリヤンを使います。 50mm の長さです。

リリヤンを切ります。

木工用速乾接着剤を使います。速乾タイプでないといけません。ゆっくり固まる接着剤だと仕事になりません。

作業マットに両面テープを貼ります。

短いリリヤンの中央で二つ折りにしたところに、長いリリヤンの中央を接着します。黒いシール片は中央の目安です。

リリヤンを木工用速乾接着剤で接着して形を作ります。

背中でひもを結びます。写真は別のものですが、同じように結びます。

リリヤンはするするで滑りやすく、きちんと結びにくいです。そこでひと結びして引っ張ったところで、ピンセットで挟み、クリップで固定します。それから落ち着いて蝶結びを作ります。

胸に布をはさみます。使っている生地は木綿の先染めチェック生地です。模様の出方／角度を合わせます。ビニルテープで固定します。

リリヤンの形を整え、外側に細く切ったビニルテープを貼ります

リリヤンをいったんはずし、接着剤を塗ります。リリヤンの縁を貼ります。背中のひもを強めに結び、リリヤンの形を整えます。

乾いたらはずします。裏から見た写真では、「空間の歪み」のように写っていておもしろいです。

余分の布を切り取ります。

もう一方の胸も同じように作ります。横縞をきちんと合わせています。

完成。

作り方 その１ではジェニーノーマルボディ用を、作り方 その２ではオビツボディ 27（ノーマル胸タイプ）用を作っていますが、どちらをどの作り方で作ってもよいです。左右1枚の布で作ると柄合わせがやりやすい等、部分ごとに簡単に作れる方法／きれいに作れる方法を選んでください。

お人形の肌に直接両面テープを貼ります。作る形に合わせて切って貼ります。23mm x 5mm、21mm x 5mm、17mm x 5mm。3辺は直線、三つの角はほぼ直角の球面三角になります。

両面テープを使うと、ボディの可塑剤とテープの粘着剤が反応してねちょねちょになったり何か良くない事が起こるかも知れません。新しい人形に着せるのは止めたほうがよいです。

使っている生地は木綿のプリント生地です。斜めの模様がプリントされている生地で、バイアスにとっているのではありません。斜め方向に引っ張りながら両面テープに貼ります。ダーツを取らなくてもフィットさせることができます。

リリヤンを切ります。引き伸ばさない長さで 21cm が2本、2.3cm が2本です。

木工用速乾接着剤を使います。速乾タイプでないといけません。ゆっくり固まる接着剤だと仕事になりません。

長いリリヤンの一本の中央で二つ折りにしたところに、もう一本の中央を接着します。小さいラベル片は中央の目安です。

強く引き伸ばして、 23mm 、 21mm のところに印を付けます。短いリリヤンは 5mm 、 13mm 、 5mm に折ります。作業マットに貼り付けています。写真を撮るのでなくてもこのようにしたほうがやりやすいと思います。接着します。

リリヤンはするするで結びにくいので工夫します。結び目がくるところに両面テープを貼っておきます。一結びしたところでテープに貼り付けると、蝶結びがしやすく、ゆるまずに結べます。

セロハンテープを 20mm x 5mm 、 18mm x 5mm 、 14mm x 5mm に切り、リリヤンの内側に貼ります。接着剤が不要の場所に着かないようにするためです。

接着剤を塗ります。

リリヤンの縁を貼ります。背中のひもを強めに結びます。肩ひもはそこそこに結びます。

ある程度乾いたらセロハンテープをはがしておきます。

乾いたら余分の布を切り取ります。